おじさんと美女

婚外恋愛です。不快な方はスルーでお願いします。

事故の事

9月に入ったら書こうと思っていた事



忘れたいけど

忘れられない出来事



もうこんな試練はいらない



絶対起こさないように書きとめておく









それは突如起こりました


バイバイして

一回電話切って


その時期は俺の身にも大変なことが起きていて

折り返し電話を待つ間

一人暮らしになるかもしれない可能性もあったので

まめこちゃんちの近くのアパートを見に行っていた


お気楽にアパートの写メなんか送って…


あれっ?!

電話が来ない


ちょっとおかしいくらいに来ない


何かあったのかな?


この時すぐに嫌な予感がした


特に理由はないけど


ものすごく嫌な予感がした


会社に帰る途中で一旦引き返した






ちょっとおかしい…






いやっ絶対何かあった…






現地に近づくと赤灯がまわってる…


ここに来て嫌な予感が増幅する


まさかな?!


まめこちゃん関連ではないよね?…


でもでもこの時点で連絡ないのは絶対おかしいって思う






こわい

こわい




車停めて

全力で走って赤灯の元へ












あれっ

嘘でしょ






まめこちゃん?






えっ?







どうしたの?







まめこちゃん救急車に乗ってるの?



野次馬も沢山いる



子供も不安そうな笑顔で横に座ってる



えっ

えっ

えっ??



何が起きたのっ




原チャリの人が警察と話してる…




思わず


「俺知り合いですっ!」


って言う所だった


喉元まで出ていた


救急車のまわりに集まっている人達を見て


ハッとなった


まめこ子供の幼稚園の人達だ…


みんなエプロンしてる…


気付いたその時点で救急車の最前列にいた俺


まめこちゃんが横になってるっ?!


なにか救急医と話してる?

(ここら辺はあまり覚えてなくてまめこちゃんの長いまつ毛とまめこ子供の引きつった笑顔しか覚えてない)


ここで出て行ったらヤバイよな?


まわらない頭で考える…


まわりの声に集中する


出て行ったらマズい


そう判断して


その時近くの地名が耳に入ってきた


それならあそこの救急しかないよな…


救急車を見送って

すぐに向かう


なにができるかわからないけど

近くにいたい…


でも体が震えて動かない


俺に何ができる?

共通の知り合いは?


頭が全くまわらない


ムラゴンの唯一知ってる男性へ

「助けて」

だけ連絡して


自分で行動する


まめこ友人で電話番号知っている人は2人いる


その1人に電話しながら病院へ向かう

繋がらない…


その道中はあまり覚えていない


車を停めて


病院の近くへ


中の様子をみていると

まめこ子供が幼稚園の人と一緒にやってきた


やはりこの病院だ


入ることもできず

どんな行動をとって良いかわからない



病院のまわりをうろうろしていると


さっき電話かけたまめこ友人から折り返しの電話が鳴る


もしもしまめたです

あのっまめこちゃんのまめたです

あっあっわかりますっ?

あのですね

あのっ


みたいな感じでパニクってたと思う


まめこ友人はわかってくれたらしく


事情を話す


ビックリしていたけど


今から病院行くから

落ち着いて

容態はこの電話にメールするから

一旦帰って


みたいな事言われた気がする


ちなみにこの友人は俺たちの事情知ってくれてる人

家がやばいのも知ってたのかな?



この頃もう立っていられなくて


駐車場の入口で座り込んで

電話していた


電話の時も多分泣いていた

いつから泣いてたかは覚えていない



何もできない…

それでも近くにいたくて



すると

まめこちゃんからLINEが来た!


ごめん

事故にあった


って


知ってるよ

近くにいるよ


訳を説明すると


もう旦那来るよ

家は大丈夫なのって…


自分の心配しなよ…


この連絡でほんのすこしだけ安心した


意識がないとかではなくて良かった…


出来ることもないし旦那と鉢合わせも嫌だし

家に戻る


具合が悪いと言って

布団に横になる


動く気力がない


携帯ばかり気になる





しばらくするとまめこちゃんの友人から連絡が入る


大丈夫そうだと

命に別状はないと


ひとまず安心はしたけど…


まめこちゃんに会いたい…

声が聞きたい




泣きそうな気持ちでまめこちゃんの事を考えていると


まめこちゃんから連絡がっ!


かなりしんどそう…

でも心配させまいとする感じが伝わって来る

でも俺もまめこちゃんからの連絡嬉しくて色々聞いてしまって

「頭蓋骨骨折」「脳挫傷」

やら怖い言葉たくさん出て来て…


頭痛いって

まめこちゃん


しんどそうなので

明日病院に行く約束をして

まめこちゃんには休んでもらう




翌日

午前中から病院へ

面会の交渉をする


最初は無理だと断られる


それでもさらに交渉


俺知人だっていったのかな?


まただいぶ待たされて


5分10分ならということで了解をもらう


まめこちゃんがいる部屋に通されて…





いた





まめこちゃん…




泣かないつもりで来たのに…




事故のままの痛々しい姿を見ると…




手を握った瞬間涙が溢れて来た




気丈に振舞ってくれているのか

普段とあまり変わらなくて


しんどいのだろう

途中何回も寝てしまう


寝顔を見てると



なんで俺が守ってあげられなかったんだろう…


ほっぺに触る



あたたかい



生きてて良かった



また涙が…



寝顔を見ながら

これからは絶対に俺が守る


そう誓う


5分10分って言われたのに

3時間位いさせてもらった


その時俺前職の退職が決まっていて

その処理の為に戻った

後ろ髪引かれながら…


この後の話もあるけど

それは後日




この事故は忘れない


まめこちゃんは俺が守る


その誓いをもう一度確認する為に書いてみた